『PORTRAIT』インタビュー

セクステットの5th Album『PORTRAIT』を作製するにあたりライナーノーツを作家のしらきたかねさんに依頼しました。
しらきさんは快諾してくださり、さらにはライナーを書くにあたりバンドメンバーへインタビューを行い、ライナーノーツに使わなかった話はこのホームページで公開するという、僕にしてみればどう考えても有難い流れになりました。

さて、そのインタビュー記事達、どれもとても濃い内容になっております。
どうぞお楽しみ下さい。

『PORTRAIT』インタビューVol.1 當村邦明

『PORTRAIT』インタビューVol.2 光岡尚紀

『PORTRAIT』インタビューVol.3 横尾昌二郎

『PORTRAIT』インタビューVol.4 弦牧潔

『PORTRAIT』インタビューVol.5 柳原由佳

『PORTRAIT』インタビューVol.6 永田有吾

『PORTRAIT』インタビューVol.7 今西佑介(前編)

『PORTRAIT』インタビューVol.8 今西佑介(後編)

〈近日公開予定〉
後書き

『PORTRAIT』インタビューVol.8 今西佑介(後編)

「新作『PORTRAIT』収録曲の解説」

今西佑介

今回は、予告どおり今西さんに新作『PORTRAIT』の全曲解説をしてもらう。録音を振り返って、収録曲順に1曲づつ話をうかがった。こちらの解説を読んでいただいてから、改めてCDを聴いていただければ、また、違った楽しみ方ができるのではないだろうか?

「Serendipity」
ー1曲目から新加入の永田さんの曲ですが?

永田くんの作曲は歌心あって大好きなので、良かったら1曲持ってきて欲しいとお願いしたんです。この曲は1曲目にぴったりな軽快でキャッチーなスイングナンバーなのでアルバムのオープニングを飾ってもらうことにしました。聴き応えとは裏腹にコード進行が難しい、なんともニクい曲です。「幸運を引き寄せる才能」という意味らしいですね。

「My Man Steve」
まだ、アメリカ留学していた三回生の頃なので2007年に書いた曲です。Phil Woods(as)がBenny Carter(as)に書いた「My Man Benny」って曲があるんですが、そこから名前パクりましたね(笑)セクステット結成直後によく演奏していた曲で、時を経て今回のCDに収録しようと思い立ってアレンジし直しました。作曲もまだまだ慣れてなかった頃だったので、改めてバンドで演奏するにあたって少しコードや構成をいじってみました。

ー時を経て熟成されると、演奏する上でもいろいろな部分が変わりますか?

時間が経てば自分の音楽感ってやっぱり少し変わるもんですね。あの頃こだわってた部分をばっさりカットしてかなりシンプルになって聴きやすくなったんじゃないかと。
かなり短いスパンの変化で言えば、この曲の最後の弦さんのスネアの一撃、録ってすぐの時はあんまり好きじゃなかったんですが、後々じわじわきて今では案外良いなと思えるようになってます。

師匠Steve Davisと念願の共演を果たした時の今西セクステット

「Musicuriosity」
これは比喩で、曲書いてる時に一瞬浮かんできた光景でもあるんですけど。横尾くんて、都会の雑踏の中でも真っ直ぐ歩いて行ける人やと思うんです。自分をしっかり持っているというか、芯がしっかりした人というか。そこには歯を食いしばって人知れず頑張る時もあって・・・。とか考えながら書いた曲ですね。

ーピアノの独奏によるはじまりが印象的です。

柳原さんのイントロ、秀逸ですよね。これ、何も決めずレコーディング開始してすぐの一発オッケーテイクなんですよ。このイントロ大好きですわ。
僕よりこの曲のこと理解してますね。たぶん。
アウトロの横尾くんの2コードで展開されるソロもエモい。エモいって言葉を最近覚えて、と言ってもこのソロを形容する以外で使ったことはないんですけど。僕は2コードでソロとか苦手なので、ここまでアゲれる横尾くん素直にめっちゃ凄くて尊敬です。

「Take The A Train」
ーもはや恒例となっているカバー曲。アルバムごとに1曲、誰もが良く知っているスタンダードを大胆にアレンジして、全くオリジナルな演奏を聴かせてくれていますが、今回は超有名曲を横尾さんがアレンジされています。

この曲にこのリズムって発想は堅い頭じゃなかなか出来ないですよね。最後にファンキーなフィーリングに移るのもアクセントが効いてるし横尾君らしいです。全体的な聞き応えも増しますね。柳原さんの激しい一面が垣間見れるアウトロがこの曲の最大の見所ですかね。

「Smile Maker」
光岡さんが楽しげにベース弾いてるとこを想像してたらメロディーが浮かんできた曲です。書きながら、なんか曲の雰囲気がDizzy Gillespie(tp)の「Tour De Force」に似てるなぁと思ったんですが、大好きな曲だし、メロディーもコードも全然違うからまぁ大丈夫やろって思って書き上げました。「皆と一緒にいる時の明るい楽しい光岡さん」をイメージしていたら、レッスンの空き時間で一気に書けちゃいましたね。

ーインタビューで光岡さんは調性がA♭の曲が好きとおっしゃっていました。それは意識されたんでしょうか?

「Ceora」か「Valse Hot」だったかな?どっちかの曲を一緒に演奏した事があって、終わってからAbの曲が好きやけど弾くのはGが好き、って言ってはったのを覚えています。でも光岡さんの曲はAbで!って決めて書こうとはしてなくて、たまたまその時思いついたメロディがAbだっただけなんですけどね。。だからまぁ偶然ですよね。笑
わざわざAbに書き直したわけでもなく。
作曲したら基本的に初めに思いついた調から変えないようにしてるんですよ。調を変えるとイメージもガラリと変わるので。だから過去にはEメジャーの曲とかそのままやることになって自分で自分の首を絞めたこともありました。(笑)
「200 Bloomfield Ave.」って曲だけは初めCのキーだったんですが、一度やってみたらイメージしてたのとカラーが違ったんでEbにしましたけどね。
まぁ、というわけで、GではなくAbで光岡さんには弾きにくくて申し訳ないですけど、それでもさすが光岡さん、ソロの完成度は高いですよね。そんでそのソロと合わせて叩く弦さんを聴いてると、二人が笑顔で演奏してる光景が目に浮かんで笑顔になれます。さすがスマイルメーカー。

「Night Shed」
ーブルースですが、少しコンテンポラリーな響きを持っている曲だと思うのですが?

直訳で夜練、その名の通り夜中にダブル・トライアドって言うのかな?音の被らない二組の三和音で作ったヘキサトニック(六音で構成されたスケール)のパターン練習をしている時に、「あ!これブルースでいけるなー」って思いついた曲です。
この曲はテーマのメロが難しくて、ややこしい印象持たれそうなんですが、その正体は倍の尺で取った(Miles Davis(tp)の「All Blues」的な)ブルースです。當村くんと有吾のブルース衝動が溢れまくってるソロが最高ですよねー。

芦屋のLeft Aloneにて(横尾さんの髪型がNHKの某朝ドラの収録後のライブだった為ばっちりキマっている。)

「Hermit」
當村くんの雰囲気、トーン、スタイルなどをひたすら思い描いて、もうこのメロとコードしかないっていうのを少しずつ書きあげていきました。いやあ、この曲は書くのに何日もかかった難産の子だったのでその分可愛いですね。我ながらこの曲は、當村くん!って感じがします。伝わるかどうか分かんないですけど。

ーでも、確かに當村さんのソロって行きつ戻りつウネウネしたラインを演奏されているイメージがあるので、この曲の半音あがったり、戻ったりっていうコード進行はイメージにぴったりって気がします。

個人的にも、このCDの中でも一番くらいに好きなテイクです。曲としてもシンプルでキャパが広い気がするし、後々出来ればスタンダードとして残って欲しいですね。彼のトーン、タイム感、歌い方、見事ハマったと思ってて作曲者的には大成功のつもりなんですが、當村くんがこの曲のことどう思ってるか知りたいですね。それだけでももう一回インタビューして欲しい(笑)

「Journey」
過去に「A Wayfarer」(『WAYFARER』収録)という砂漠を一人で旅する人を描いた曲を書いたんですが、ある日の移動中の電車でその曲がシャッフル再生してたiPhone(移動中に音楽聴く時はもっぱらシャッフル再生)から流れてきたんです。で、自分で曲書いときながら「この旅人がまだ旅を続けてたら面白いだろうなー。もう何年も前の事だし、さすがに砂漠は抜けて全然違うとこにいるだろうなー」とか思って、「よし。また、その旅人の現在の旅の様子を書いてみよう!」って思いまして。

その「A Wayfarer」とわざとキーも同じにしましたし、前半はベースがパターンを弾くということも被せましたし、どこかメロディーも似せたろかなーとか思って書きました。ちなみに今回の旅先は綺麗な川が流れ上流には少し見上げるくらいの滝もあるような緑いっぱいの山です。
曲名つけるのに少し苦戦しまして、この曲が好きだと言ってくれたお客さんにも曲名考えるの手伝ってもらって、一緒にめちゃめちゃ考えて悩んでくれた結果、シンプルにJourneyでいいちゃう?って事で落ち着きました。ライブの度にしっくりこないバッキングやサビの最後のメロを少しづつ書き直したりしたのが思い出深いです。

ーテーマ部分の演奏もかなり凝っていますよね。テナーから、中間部はトロンボーンが吹き、最後は三管でハモったりと、物語性に富んでいます。

テーマが長い曲なので、色んなインストルメンテーションで変化つけないと飽きちゃうなーって思いまして。そういう事が出来るのも三管の良さですよね。
僕的には出来上がったCD聴いてるとHermit終わりからこの曲に行く流れがなんか好きなんですよね。レコーディング直前まで弦さんがこの曲どうやって叩くんか分からんって言ってはったんですが全然バッチリですし、光岡はベース・パターンを指定しているとこと指定していないとこがどこか聴いても分からないくらい上手いことやってくれていますし、有吾はオシャレなイントロとアウトロを弾いてくれてますし、リズムセクションの皆さんにめちゃめちゃ支えられてます。

ー永田さんはソロもどんどん展開していって、旅人感が溢れています(笑)

有吾はコードが次々変わっていっても変わらず長いフレーズをふわっと繋げれるので、上手いですよねー。
最近はベース・パターンとかドラムのパターンとか出来るだけあんまり決めつけないようにしてるんですよ。
この曲の場合、ベース・パターンは少し提示して、後は似たような感じでって伝えて特に指定していないですし。
僕が考えるより素晴らしいアイディアを持ったメンバーなので、決めてしまったらもうそのアイディアを殺してしまうなーっと思って。
あと特にライブではその時の瞬発力で良いと思った事をやって欲しいですし、譜面に書くのは最低限でなるべく指定しないようにしてます。

「Fellowship」
この曲は今回のアルバムを『PORTRAIT』にしようと思った時に、じゃあCDの最後はバンドメンバー全員の集合写真的な、バンドに宛てた曲が良いなと思って書いた曲です。初めは循環の曲(コード進行をガーシュインの「I Got Rythm」に倣ったジャズでは定番の形式)にするつもりは全然なかったんですけど、このメロディーに循環のコードよりしっくりくるコードがぱっと思いつかなくて、まだ循環書いた事なかったしまぁいいか、って感じで、これも「Smile Maker」と同様でレッスンの空き時間に20分くらいでパッと書いちゃったんですが、演奏してみたら思ってたより全然良い感じでちょっと嬉しかったです。

ー初の循環曲というのは意外でもあり、作曲家としての特徴をあらわしてそうですよね。ジャズの定型のコード進行によらずに、ここまでの曲数を書いてこられたというのは。あと、柳原さんの8分音符を敷き詰めたバッピシュなソロがかっこいいです!

柳原さんと初めてこの曲をリハした時にイントロとアウトロは小曽根真(pf)さんがOscar Peterson(pf)に書いた「Dear Oscar」のイントロみたいな感じでやってもらえたらって伝えたら、その場で柳原さんが「Dear Oscar」のイントロをぱっと弾いて、うーん、こんな感じかあ、、、って後々考えてきてくれたんですよねー。
両手であのフレーズをユニゾンってのはかなり難しそうですが、さすがっすね。

個人的に循環の曲ってなんか苦手だったんで。(笑)でもこれを機にめちゃ練習しました。全員が三者三様のソロをしますが、このバンドっぽくて良いですねー。イントロとアウトロが同じなのでバレやすいですが、テンポがちょっと速なってます。いやあ、我がバンドながらジャズしてますわ。

放出のDear Lord7周年記念企画で今西セクステットが今回の新譜をひっさげ出演

●まとめ
ー最後に感想などお願いします。

5枚目になっても、やっぱこうしてCDになると嬉しいもんですね。
今までのCDを順番に聴いてくと、今西の音楽感が少しずつ変わっていってるなーっていう様な楽しみ方が出来るかもしれないですね。ようやくあとは全国発売を残すのみになって肩の荷がだいぶ楽になりましたが、次回作も考えていかないとなーって違う荷物を背負おうとしてますね。
世界的にCDっていうコンテンツがもう終わりに近づいてる(僕のパソコンもCDプレイヤーついてないんですよねー)し、でもダウンロードやストリーミング配信だけじゃあ僕の場合は制作費の元を取るのが精一杯だろうし、次回作、どうしようかなーと悩みますね。
でも何かしら録音したものをカタチにして世に出し続けたいとは思っているので、CDに続く新しい強烈な媒体が早く出現しないかなーと思っています。
でもまぁ、そういう作品の発表は置いといて、楽曲制作とバンド活動は今まで通り精一杯やっていこうと思ってます!まずは10年、そんで20年、30年続くバンドでありたいなぁと思います。
僕、「有名なあの人と共演したい!」とか、「有名なあのバンドに入りたい!」とか、そういう夢はホント全くないんですけど、出来ればこのメンバーで日本を代表するバンドの一つになりたいなぁと思ってるんですよ。東京とか遠方から、関西以外からもこのバンド目当てで大勢のお客さんがライブに聴きに来てくれるぐらいの人気のバンドにいつかなれれば最高やなぁって。まだまだ頑張らないとダメですねー。まぁ、精一杯やってみます。

えーと、だいぶ話がズレましたが、今回のセクステット5枚目となる新譜『PORTRAIT』、CD出す度に言ってますが、バンドの「今」がそのまま真空パックされたような内容になってます。
後にも先にも今の演奏は今しか出来ないし、とにかく今の僕らの音楽感が詰まっています。

まだCD聴いてない方々、僕の音楽はこんな音楽で〜って言葉で説明するのは苦手なので、どうかまず聴いてください。
一言で言えば、ジャズです!たぶん所謂ストレート・アヘッドなスタイルです。
今回もいろんなカラーの曲が入っているのでどれか気に入ってもらえると思います。
そしてこれも毎回言ってますが、今までで一番の作品に仕上がったと思いますので、是非多くの方に聴いて頂けたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。

ドラゴンボ◯ルのギニュ◯特戦隊のスペシャルファイティングポーズ。美し過ぎる!!完璧に決まった!!

とても長いインタビュー記事になりましたが読んで下さった皆さん、本当にどうもありがとうございました!!

しらきたかね

『PORTRAIT』インタビューVol.7 今西佑介(前編)

「最後まで気を抜かず作曲してます」


今西佑介

今回のインタビュー企画、最後を飾ってもらうのはリーダーの今西さんにお願いした。新作の話だけでなく、バンドのことや作曲のこと、また、最後のインタビューということで他のメンバーに対するインタビューを踏まえていろいろな話をしてもらった。

●バンドについて

―バンド結成について教えてください。やはりセクステットにこだわりがあって結成されたのでしょうか?

特にセクステットにこだわって結成したわけじゃないんです。アメリカ留学を終えて帰国してからは、普通にセッションに参加したり、呼ばれたら演奏するというスタンスで過ごしていたんですが、仕事の以来がそこまで多くなかったんです。それで、じゃあ自分のバンドを組もうと思って、やりたい人みんなに声をかけていったら、セクステットになっちゃったというだけなんです。でもそうですねー、メッセンジャーズとかワン・フォー・オールが大好きだったから、セクステットという編成に憧れはもちろんありましたけどね。

ーそうなんですね。留学後は並々ならぬこだわりがあって帰国されたと思っていました。

そもそも、そんなに留学するときもプロのミュージシャンになりたいとは思っていなかったんですよ。トロンボーンと人に教えるのが好きだったのでトロンボーンの先生になりたかったんです。だから今はその夢が叶っているといえばそうなんです。

ー以前、ライヴのMCで横尾さんの演奏を初めて聴いたときの印象を話されていました。出会われたときに、関西にもこんなにバリバリとハード・バップを吹くトランペットがいるんだ、と思われたとか。他のメンバーと初めて会われたときの印象はどうでしたか。

弦牧さんはリズムが単純に素晴らしかったんですよね。アメリカに留学していたときに聴いていたドラマーと同じように聴こえるというか、リズムが訛っていなくて。光岡さんもレイ・ブラウンみたいなベースを弾いていて、いいなあ、と。今はもうちょっとクリスチャン・マクブライドのようにコンテンポラリーなフレーズも弾く、ハイブリッドなベーシストという印象ですけど。當村くんは全く掴めない人でしたが、良いサックス吹くし、若いのにすでになんか成熟した感じの感性を持ってて魅力的でした。

ー最近、新しく二人(柳原、永田)のピアニストがバンドに参加されましたが、その経緯はどういったことで?

柳原さんは三管に対しても、ソロに対してもコンピングがとても上手いなと思うし、どんな曲か瞬時にキャッチして自分を合わせる事が出来るのがすごいですね。音楽の経験値が高いです。

有吾はピアノの技術はもちろん、アイディアが豊かですよね。聴こえはすごく自由に弾いてる感じするんですけどかなり理論的にしっかり弾いてる。なのに、自由に弾いているように聴こえるからすごいんですよね。つまり、めっちゃ歌ってるって事じゃないですか。柳原さんの方が感覚的に弾いてるんじゃないかなー。分かんないですけど。

加納くんの渡米をきっかけにバンドに一番しっくりくるピアニストを探していたんですが、柳原さんで落ち着きました。でもある時、バンドに演奏依頼が入ったんですが、柳原さんだけスケジュールが合わなかったんです。それで代わりにちょうど脱サラしてミュージシャンになっていた永田くんにお願いしたんです。その時のバンドの演奏がなんかすごく新鮮な感じがして、こんな感じも良いなと思って、それからピアニストが2人のバンドになってしまいました。

もともと柳原さんが東京との行ったり来たりの生活プラス忙しくて、スケジュールが合いにくいので、誰かもう一人代わりになる人がいればなーとうっすら思ってはいたので、ちょうど良かったですね。だからと言って、柳原さんクビとかそういう事は全然考えてなくて、こんなこと言ったらなんか調子の良いスケコマシみたいなんですが、もっと二人とそれぞれ良いバンドしたいなーと思ってます。

当たり前かも知れないですが、ピアニストが変わるとなんか違うんですよ。バンドの雰囲気も演奏も。でもずっとそうあって欲しいなと思います。

●作曲について

ー今西セクステットといえば、オリジナル曲が魅力的なバンドですが。作曲について何か変化などありますか?

まず昔からずっと一貫してるのは、ジャズ・スタンダードとかポップスでよくあるような恋愛の曲は書かないことと、出来るだけ読了感がプラスな音楽というか、聴き終わった後頑張ろうとか、前向きな気持ちになれる曲を書きたいとは思ってますねー。

ここ最近、実は作曲に少し苦労してまして、今回の新譜には新しく書き下ろした曲ばかりではなくて、前に書いてたけど今まで未収録だった曲(「My Man Steve」と「Night Shed」)も収録しています。
今までのCDで未発表のものも含めると自分にしてはさすがに何曲も書いてるので、過去に自分の書いた曲にフレーズやコードがどこか似てきてしまう、というのももちろん一つの理由なんですが。なんというか、こんなの僕だけかもしれないんですけど、精神的に不安定なのって作曲に重要な要素だと思うんですよ。

今、わりと仕事もプライベートも充実しているんです。身体的な疲れはあるし、そりゃ日々、ふつうに喜怒哀楽はあるんですが、かなり精神的には安定していて。自分的には非常に作曲には苦労する状況で(笑)

健康的な精神状態の時に曲を書くとバカみたいに底抜けに明るい曲になってしまうんですよねー。一枚目のCDの頃の自分は割とそんな感じなんですけど(笑)そこまで明るいと、楽しい!とか、幸せ!って感情以外うまく表現出来なくて深みが出ないというか。

今はちょっと寂しかったりなんか暗いニュアンスの曲調の中で明るいフレーズを書いたりして、曲調とフレーズの印象をワザとバラけさせるようなことしたりしてます。その方がいろんな感情を表現出来る気がして。寂しい感じの曲に明るいフレーズ入れたらなんか強がってる感じが出て切なさ倍増しますし、暗い曲に明るいフレーズ入れたら落ち込んでるけど頑張って元気出そうとしてる感じが出るし。そうした方がちゃんと前向きな感情が表現出来る気がします。わかんないすけど(笑)

ー作曲で大事にしている部分などありますか?

作曲で気を付けてる事というと、口ずさめることですね。真偽は定かじゃないですけど、昔誰かから世に残る曲は全部口ずさめる曲やって言われた事があって、なるほどなー、ってその時思って。今回収録のNight Shedを口ずさむのは音楽経験者以外ほぼ不可能ですけど。(笑)ライブ来てくれたお客さんがNight Shed口ずさんで帰って行ったら笑いますね。

あとは、これももう8,9年くらい前かな?だいぶ前になるんですけど、ギターの藪下くんと音楽の話してた時に「スタンダードとかでよくテーマの最後の(コード進行が)サブロクニーゴーの部分とかツーファイブの部分が二分音符の白玉になってて大体ミーミードーーーってなって終わるやつ(例えばAll Of Meの29,30小節目とか)、ああいうのよくあるけど、なんすかね?なんかすごくワンパターンというか、これでええやろ感がないすか?」っていう風なことを言ってて、確かに!!ってすごく共感したんですよ。だから曲のテーマの最後まで気を抜かず作曲してますね。そうならないように。僕の曲じゃ「Day Trip」と「Journey」の最後がそれに近いんですが、曲に馴染むフレーズになるようにどちらもかなり悩みましたねー。

●新作の録音を終えての感想など
ー今回の企画による他のメンバーのインタビューを読んで印象的な部分などありましたか?

全部楽しく読ませてもらってますけど(笑)特に印象的だったのは、皆が音楽について話してる内容ですかね。
普段バンドメンバーと音楽の話しないので。

當村くんの話は全体的に音楽の話で、インタビューで少し突っ込んだこと聞いてくれてたんで楽しかったですね。
バンドメンバーのそれぞれのスタイルはバラバラでもいいと思うんです。
アンサンブルさえしっかり出来れば。
もっと當村くんを活かしていきたいなーと思いました。

光岡さんの<ベーシストとして>と<バンドのメンバーとして>はさすが売れっ子ベーシスト、ただ上手いだけじゃなくていろんなところに気を張ってはるんだなーって思って読みました。
鋭いですよね。

横尾くんがミュージシャンシップについて話してた内容はこれは見習わなければ!って思いました。
確かに横尾くんはこのバンドでもリーダーの僕よりしっかりしてて、頼りになる存在なんです。
僕がしっかりしないとなーって思ってましたが、それだけじゃなくて僕も他のバンドでそういう立ち位置にいれるように頑張んないとですね。

柳原さんの好きなアーティスト質問したのは僕でしたけど、普段からもっとああいう話をしたいですよねー。
あと、僕の話し方がテキトー過ぎて文字起こししてくれたのを読んで衝撃的でした。あまりにもなテキトーさだったので、ここに掲載する時に独断で直させてもらいました。普段からもっとちゃんとした言葉で話さないとって反省しました。

弦牧さんのインタビューだけはほんまに全然音楽のこと話してなかったので少し残念ですね。インタビュー自体は面白かったですけどね。

あと、有吾のインタビューは僕ら抜きでもっとじっくり色々聞いて欲しかったです。有吾ほぼ話してないですし。(笑)

ーでは、最後に新作の録音を終えての感想を。

出来上がりを聴いてみると、久々にめっちゃジャズだなー、と。こんな風にオールドスクールな聴き応えのCDは一枚目の『CRISP』以来だと思いました。で、その『CRISP』を久々に聴いてみたんですけど、やっぱりまぁもちろん今の方がバンドメンバーが一人一人皆上手くなってますし、エンジニアの長島さんも上手くなってるし、ハーモニーの付け方も違うし、フロント陣もハモる能力も高くなってるし、あれからめっちゃ成長したな!!って思いました。8年前の録音にしては『CRISP』もそこまで悪い気しないですけどね。

<後日談>
今西さんのインタビューは2回に分けてお送りしたいと思います。次回は、新作の収録曲を紹介してもらっています。

しらきたかね

『PORTRAIT』インタビューVol.6 永田有吾

「イントロは即興で弾くと思います」

永田有吾

再び旺盛な活動を開始したことでも、これから注目していきたいピアニスト、永田有吾。 大学在学中にリーダー・アルバムをリリースしたという鮮烈なデビューを覚えているファンも多いだろう。そんな永田さんは、今西さんとはその頃からという意外にも(?)古い付き合いとのこと。インタビューは、今西佑介セクステットのライヴ前ということで、他のバンド・メンバーにも参加してもらってにぎにぎしく行った。ということで、バンドの雰囲気や会話のノリも少し残しながら、インタビューとして再構成してみた。その点もぜひ楽しんでいただきたい。

當村さんのソロに対するバッキングについて

――當村さんへのインタビューで、バッキングに関しての話がでたんです。で、ご自身も「みなさん、どういう考えでバッキングされているんでしょうか?」って話されていたので、柳原さんにも聞いてみたりしているんです。普通じゃないソロなんでちょっと気になっているんです。

今西: 普通じゃないように聴こえるかもしれませんけど、実際、採譜してみたら案外アウトしていないんですけどね。

弦牧: なるほど。二人ともどうしてるんやろか?

永田: ぼくは、當村さんに反応するというか、弦牧さんと光岡さんのお二人をまずみて、合わせるようにしていますね。

――當村さんって抽象的なソロをとられるイメージがあるんですけど、そういったところで反応されるってことはありますか?

永田: そうですね、當村さんと一緒にぼくまでそちらへ行くと全くわからない世界になってしまうかもしれないんで、それはしないかなあ。

新作に収録されている永田作「Serendipity」について

――M1.「Serendipity」を作曲された経緯を聞かせてください。今西さんの要請などがあって作曲された曲なのでしょうか?

永田: 今年(2018年)の2月くらいにピアノ・トリオとかでやろうとして元々は創っていた曲なんです。それで今西さんから何か曲を提供して欲しいという話があったので、改めてセクステット用にアレンジしなおしました。

――メンバーのみなさんは永田さんの曲についてどう思われていますか?今西さんは永田さんの曲が好きだっておっしゃっていましたけど。

今西: 彼のカラーがありますよね。マイナー調の曲も単純にそう聴こえないとか。コード進行も独特なところがあるので難しいですね。弾きこなして慣れるまでは。

横尾: 今西さんの曲でもそういうところがありますけどね。

今西オリジナル曲について

――逆に今西さんのオリジナル曲についての印象はいかがでしょうか?

永田: ぼくも好きですよ(笑)実は、今西さんとはけっこう付き合いが古くて、キャリアの最初期からセッションなどでご一緒しているんです。「Warmest Regards」(『CRISP』収録)とか好きな曲ですね。

――ポップスの要素があるっていう指摘に関してはどうですか?

永田: ああ、前作に収録されていた「Touch of Spring」とか確かにキャッチ―ですよね。

今西: うーん、でもポップスみたいと言われるとなあ~。

――嫌ですか?

今西: そうですね。「ポップ」だ、って言われるのは耳当たりが軽くて聴きやすいって意味で取れて全然いいんですけど。「ポップスみたい」ってなんか、ジャズじゃないって言われてる感じしますね。具体的に「ビートルズみたい」とか言われてもあまりいい気はしないし。似ているという意味で「~みたい」と言われるのは嫌です。

横尾: 「ポップスみたい」って言うのは言い方が悪いですよね。

今西: っていうか、ビートルズって、あれはポップスなんかな、ロックなんかな?

横尾: まあ、あの時代に登場したときはポップスじゃないですか。

柳原さんについて

――同じくピアニストとして参加されている柳原さんの録音日に見学されたと伺ったんですが、そのときの印象などありましたら、お聞かせください。

永田: M3.「Musicuriosity」の録音の前に「イントロ何か考えてこられましたか?」って聞いたら、まだ決めてないって言われてたんですが、いざ、録音が始まったら、収録されているイントロをインプロで弾かれたんですよね。凄くないですか?あのイントロ大好きです。

――あー、あれはその場で、即興で弾かれたんですか!

永田: それ以前にも、あるお店で柳原さんのソロのCDがかかっていてそれが素晴らしかったんです。それで、その後バッタリお会いしたときにそのことを伝えたらそのCDをいただいたことがあったんですよ。

――新作ではM9.「Fellowship」は柳原さんが弾いておられますが、ライヴでは永田さんが弾かれることがあると思います。収録されているイントロはかなり印象的なバップ・フレーズですが、永田さんが弾かれるときはどうされますか?

永田: うーん(笑)なぞりはしないですね、ぼくのフレーズで、即興で弾くと思います。

――最後に今後のご予定とかありますか?

永田: 9月にNYに行く予定なんです。こっちからあちらに行っているミュージシャンの方にも会いたいし、いろいろ音楽を吸収してきたいですね。

<後日談>

せっかくライヴ前に永田さんにお話しをうかがうということで、よければメンバーのみなさん全員に参加していただいて…と提案したのは確かにこちらに違いない。それは、柳原さんのインタビュー時に今西さんに参加してもらったところ、殊の外、上手くいったことに味をしめてのことだったんだけど。いみじくも、柳原さんがインタビューで指摘していた通り、メンバーが集まると男子校にノリそのものになるので、話は千々に乱れに乱れて。っていうのは私の仕切り下手の言い訳に過ぎないんですが。そんな中、永田さんは的確に短くバシバシと答えて下さりました。完全に私の尻拭いをしていただいた感じで、非常にありがたかったです。というか、すんませんでした。

しらきたかね

『PORTRAIT』インタビューVol.5 柳原由佳

「今西バンドのメンバーは少年のような(笑)」

柳原由佳

LINXやKHAMSIN’18といったオリジナル曲を中心に演奏するインスト・バンドやヴォーカルとの二人組ユニットなど様々なバンドで活躍するピアニスト、柳原由佳。ソロ・ピアノでもアルバムを2枚もリリースされており、経験豊富なピアニストの参加はきっと今西セクステットにとっても大きなプラスだったに違いない。お話をうかがったのが、今西さんが双頭バンドのリーダーを務める、ボーンオロジーのライヴ終了後ということで、途中から今西さんにもインタビューに参加してもらった。

●バンドの空気感
――今は大阪と東京の両方で活動されているとうかがいましたが。

そうですね。明後日からまた東京で、今はひと月のうち半分づつ大阪と東京に滞在しています。だから、大変ですね。東京のライヴはちょっとずつ増えてきている段階です。どんな編成でもオリジナル曲を演奏する機会が多いかな。そういう演奏が好きなんで、大阪でも増えてきていて嬉しいです。セクステットでもオリジナル多いし。

――新加入ということですが、今西セクステットのバンドの雰囲気などの印象はどうでしょうか?

みなさんキャラがたっているじゃないですか?全然気にしていないんですけど、女性が一人だけなんで、なかなか男同士の会話にはねえ・・・。入りたいんですけど(笑)

――ああ、でも今西セクステットって、ちょっと男子校みたいなイメージがありますかね?

そうですね、男子校みたいな感じですよね。少年のようなバンドというか。光岡さんとかアニキみたいな感じでしょうか。(同じく最年長の)弦牧さんはいじられキャラなのかな?バンドの雰囲気がやんちゃだな、と思うこともありますね。

――もう一人のピアニストが永田有吾さんですが、アルバム収録曲をどちらが演奏するという振り分けはお二人でされたとうかがいましたが。

私は4曲演奏したのですが、アップテンポの曲に関してはブルースと循環(スタンダードでよくみられるコード進行の一つ)の2曲あったので、1曲ずつやろうという話になりました。私が循環を演奏して、永田くんがブルースを演奏しました。最近、ブルースは演奏していなかったので自然と循環を選びました。

摂津本山のボーンフリーにて。2トロンボーンバンド、ボーンオロジーのピアニストも務める

●作曲科出身の柳原さんに今西さんのオリジナル曲について訊く
――作曲科出身の柳原さんにうかがいたいのですが、今西さんのオリジナル曲についてはどういう印象でしょうか。

今西さんはスタンダードもすごく詳しいですよね。コード・チェンジ滑らかなような気がします。なので、聴いていて耳心地がいい。Ⅱ-Ⅴとかジャズでよく使われているコード進行を無理に使う、とかされていないですよね。

私は色彩とか風などからイメージを受けて表現する曲が多いんですけど、たとえば「Musicuriosity」とか、色鮮やか感じですよね。その理由はコード進行を先に考えて作られていないと思う。AABAだとか、ABACだとかいうフォームにもとらわれていないんですよね。着地点もキャッチ―だし、一回聴くと耳に残るという印象ですかね。そういうのは性格からの影響が多分にあると思います。日本人だから日本人が共感できるコード進行とかを選ばれているというのがあるのかもしれないですね。

――演奏していて難しい曲とかありますか?

「Fellowship」ですね。イントロが難しかったです。録音でも何度も練習し直したりしました。そのときにみんなが協力的で、「がんばれがんばれ」とか応援してくれて有難かったですね。
何曲か根を詰めて、今日中にこれは絶対、録らなくちゃいけない曲もあったんですが、みなさんいい雰囲気をつくって下さって、上手い人っていい人が多いんだな、って思いました(笑)楽しかったです。

――弦牧さんと光岡さんのリズム隊はどうでしたか。

やんちゃな少年が遊んでいる(笑)面白くて生き生きしてる。2人のアニキ、いつも頼りにしてます。

●今西さんにもインタビューに参加してもらって
――いま、今西さんの曲についてうかがっているんですけど。

柳原: 「Smile Maker」とかキャッチ―ですよね。色彩豊かな曲が多いですよね。

今西: 作曲するときにカラフルな曲にしよう、というのは心掛けています。

談笑する今西さんと柳原さん

――當村さんのバッキングについてはどうですか?

今西: まあ、キーマンですよね。ぼくとか横尾くんなんかはコンピングしやすいけど、當村くんはただならぬ緊張感があるから、難しいかも。

柳原: 當村さんの場合、まず光岡さんがどう動くかをみます。でも、光岡さんけっこう我が道を行って動じないですよね。

今西: うん、そうですよね。

――光岡さんは、インタビューでは弦牧さんの反応をみてから動く、って言っていました。弦牧さんが見失わないようにキープすることもあるって。

今西: それはあると思う。

柳原: 弦牧さんは當村さんのこと大好きなんやなあ、と思う。実際、梅田で演奏したとき、デュオになって10分くらいずっと演奏していたことはある。

今西: 10分は言いすぎやけど(笑)、体感10分くらいだったかも。

柳原: このバンドのフロント3人は全然、キャラクターが違ってて面白いですよね。

●好きなピアニストについて
今西: 好きなピアニストとか誰なんですか?

柳原: キース・ジャレットとかアーロン・パークスかな。あっ、ハービー・ハンコックも。

今西: なるほど、やっぱりそういう感じか。全然違うかもしれないけど、ケニー・バロンとかフレッド・ハーシュの新譜聴いてて柳原さんっぽいとこあるなあ、って勝手に思ったりしてました。

柳原: ああ、ハーシュは好きです。めっちゃはまったときもあります。最近はすごい新譜だしてますよね。神々しい感じも好きです。あと、ブラッド・メルドーも好き。

今西: えっ、メルドー好きなんや?なんか、あの人は冷たい感じがするでしょ?暖かくないイメージかな。バラッドとか弾いてもなんか冷たい感じがするわ。音色がキーンってしている。

柳原: でもそれは研ぎ澄まされた感覚からきているものだったりしません?

今西: ああ、そうなんかも。でも由佳ちゃんは何弾いても暖かいもん!

柳原: ゆるゆるですか(笑)

今西: いやいや、心をこめて弾いてくれている感じがする!

――確かに、ジ・アート・オブ・トリオの頃は厳しい音楽をやっていたと思うんですけど。

柳原: あのトリオは疲れていると私、聴けないときがありますね。

今西: 分かる。しんどい時あるよねー。

柳原: お子さん生まれてから変わった気がします。『Highway Rider』(Nonesuch)とか。

今西: へぇ。あれお子さん生まれてからなんやー。

談笑する・・・パート2

●最後にドラマー、柳原由佳について
――学生時代にドラムスもされていたと聞いたのですが。

柳原: バークリー音大もドラムスで行こうかと思ったくらい好きです。

今西: 今はやっていないの?

柳原: 今はやっていないです。またやりたいですね。

――いつか、柳原さんのドラムスが聴けるのを楽しみにしています!

<後日談>
インタビュー終了後、今西さんは「全然、アシストできてないっすわー」などと自省しておられましたが、メンバー同士の会話は通常のインタビューと全く内容もノリも変わるので面白かったです。たとえば、好きなミュージシャンを尋ねるということの嫌味のなさや、その後の会話がスルスルとでてくるのは同じレベルの仲の良いミュージシャンだから聞くことができたんじゃないかな?と思いました。

しらきたかね